「7つの習慣」とは断片的な行動規範を寄せ集めたものではなく、 統合的なアプローチによって「成長の連続体」を導くプロセスです。
そのため、このように習慣の内容のみを簡易的に理解するだけでは 本当の意味で効果的な成長プロセスを獲得することはできません。
「7つの習慣」を知識として身につけるだけではなく、実践まで落とし込んでみてください。
きっと、あなたの人生を成功に導いてくれるはずです。
『7つの習慣・実践会』とは、書籍『7つの習慣』を用いた読書会ワークショップです。
7つの習慣を継続的に学び、本を読んだだけで終わらないよう、 日々の実践に落とし込んでいくことを目的とし、「7つの習慣・実践会」と呼んでいます。
書籍『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』をテキストとして、全12回に分けて、1年間で読み進めていきます。
実践会は、どの回からでも、何度でも、参加可能です。
世界的名著であることやそのタイトルは知りつつも、大ボリュームのハードカバーに 気圧されて実はちゃんと読めていないという人も意外と多いのではないでしょうか?
まずは気軽に一緒に本を読むというところからスタートしましょう!
実践会は、 黙読×ワーク×シェアの3本柱で進めていきます。
(希望に応じてSkype参加も可能です。)
ファシリテーターは先生や講師ではありません。
基礎原則1:パラダイムと原則-インサイド・アウト-
今後の人生に関わる土台づくりを徹底的に行うことが目的です。
「7つの習慣」を本当に理解するためには、
あなた自身のパラダイム(物事の見方・認識)を理解すると共に、
パラダイムシフトの方法を知らなければなりません。
まずは土台を身に付けていただきます。
パラダイムと原則-7つの習慣とは-
主体的である-パーソナルビジョンの原則-
主体性とは、自発的に率先して行動することだけを意味するのではありません。
人間として、自分の人生の責任を引き受けることも意味するのです。
私たちの行動は、周りの状況にただ反応するのではなく、 自らの価値観を優先させることができる、 すなわち、何を選択するかはあなたが決めるのです。
第1の習慣がなければ、これ以降の習慣の効果はほとんど得ることができないでしょう。
終わりを思い描くことから始める
第2の習慣「終わりを描いてから始める」です。
第2の習慣では、あなたの人生におけるすべての行動を計る尺度、 基準をあなた自身が理解すると共に、 あなたの“人生の羅針盤”を明確にしていきます。
この “羅針盤”が明確になることで、 今日、明日、来月、来年の生き方の計画が明確になってきます。
あなたの人生にとって最も重要な行動をとり、 あなたの人生のビジョンを有意義なかたちで実現するためには必要不可欠な習慣です。
最優先事項を優先する -パーソナルマネジメントの原則-
第2の習慣で描いた人生の羅針盤・目標を定めたら、 次は第3の習慣「最優先事項を優先する」です。
つまり、どのように「あなたの大切なことを大切にしていくのか」という、 パーソナルマネジメントです。
勘違いしないでいただきたいのは、 第3の習慣は「いかに効率的にスケジュールを管理するか」 ということは 重要ではないということです。
なぜなら、いかに物事を効率的に行ったとしても、 あなたの4つの側面「肉体・知性・精神・情緒」は満たされないからです。
これでは、あなたが人生の幕を閉じるときに、 「幸せな人生だった」と言えないでしょう。
人は誰でも、あらゆる役割をもっています。
家族の一員、パートナー、仕事の上司、部下、同僚、友人、知人、(両親からしての)子ども。
これらの役割に沿って、いかにあなたの大切なことを大切にするのか。
あなたの人生をより効果性のある人生にするための習慣です。
相互依存のパラダイム
7つの習慣は「依存」→「自立」→「相互依存」という3つの成長の段階があります。
自立まではイメージできる方も多いかもしれませんが「相互依存」という言葉は耳慣れないのではないでしょうか。
しかし、7つの習慣が目指すのは「相互依存」の関係です。相互依存は第4の習慣、第5の習慣、第6の習慣を実践することで実現されます。
その相互依存について理解を深め実践に繋げる土台となるのが今回のテーマです。
win-winを考える (人間関係のリーダーシップ)
第4の習慣は、効果的な人間関係におけるリーダーシップの原則です。
人間だけに授けられた4つの能力(自覚・想像・良心・意志) すべてを発揮し、お互いに学び合い、 影響し合い、 お互い得るところのある人間関係を育てていくための習慣です。
職場、家庭、子育て、友人、知人などあらゆる面で役立つ習慣です。
まず理解に徹し、そして理解される-「まず理解に徹し」編-
第5の習慣は、コヴィー博士が「最も実践するのが難しい習慣」 といった習慣でもあります。
自分でも気づかないうちに、自分の興味のあることだけを選択的に聞くことや、 あくまで自分を中心に、自己中心的に人の話を聞いていることがあるかもしれません。
コヴィー博士は、こうした聞き方を「自叙伝的な聞き方」と呼んでいます。
4つの自叙伝的な聞き方とともに、 真のコミュニケーションとして心から耳を傾けるとはどういうことかを学びます。
まず理解に徹し、そして理解される -「そして理解される」編-
相手の気持ちを真摯に理解することで、 コミュニケーションによる人間関係の劇的変化を起こしていきます。
理解に徹した後は、理解されるためにはどうすれば良いのかを学びます。
シナジーを創りだす
第1~第5までの習慣は、 この「シナジー」を生み出すための準備段階とも言えます。
シナジーとは1+1が8にも、16にも、1600にもなることであり、 強い信頼関係から生まれるシナジーによって、 最初に示されていた案をはるかに上回る結果に到達できるのです。
自分の器、能力では生み出すことの出来ない成果を、 他者との信頼関係によってまるで“奇跡”としかいいようがない体験を 日常の中で起こせるようになるのがこの習慣です。
刃を研ぐ
1. 第7の習慣は「刃を研ぐ」時間を取ることであり、 この習慣は、第1~6までの習慣を包括するものです。
あなた自身の個人の成果を生み出す能力であり、 あなたの最大の資産、肉体・知性・精神・情緒の 4つの側面を再新再生することです。
第7の習慣はすべての習慣に影響を与える重要な習慣です。
年間計画
主に「第2の習慣」に基づき、一年の終わりを思い描き、ビジョンマップ化と 年間計画に落とし込むワークショップです。
※学生さんは各回3,000円でご参加いただくことが可能です。